運営

住まいの総称

コミュニティーハウス法隆寺

運営組織

株式会社安寿(あす)ネット

場所

奈良県生駒郡斑鳩町小吉田2-16-19

設立の願い

一緒に住んで気づかい、支えあう関係が生まれれば、一人になっても寂しくないし、いざというときは力を寄せあえる。血縁や地縁を超えた「新家族」による共生の住まいを創りたい。そして、地域社会との関わりを深めて共生の輪を広げたいと願っています。

事業の仕組み

設立の願いに同意した人たちが出資し合って株式会社「安寿(あす=明日)ネット」を設立、その会社が建設した共同住宅に移り住んだのが「コミュニティーハウス法隆寺」の住民たちです。

つまり、株式会社という仕組みを活用して入居者が株主の会社を設立し、出資金+建設協力金(個人用増築部の負担金)を出し合って建設費・敷地の賃貸借契約金などすべての資金を調達しました。建物の完成後はもちろん自ら経営を行う、このようなかたちは「株主居住権型コミュニティーハウジング安寿ネット方式」(略称=法隆寺方式)と、専門家は呼んで注目しています。

運営のスタイル

当初の出資者は20代から70代の13人(夫婦であってもそれぞれの出資者として独立します)。1人あたりの出資金は770万円。後の新入居者は、退去者から出資金の譲渡を受けて参加します。
入居者は、均等の出資と入居スペースの按分比による建設費、運営費を分担し、株主として公平、公正な運営に参加するとともに子ども世代への継承・発展をめざします。

運営は株式会社安寿ネット<取締役-男1、女3、監査役男1=第9期総会からの構成>の総会、役員会、コミュニティーハウス法隆寺月例会(株主以外の入居者を含めた全員)による話し合いで方針をまとめてきました。
両組織とも議事進行、議事録まとめを輪番制で担当。すべて話し合いで決定するため、入居者規則などは必要としていません。

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