2015年4~5月サロンまとめてレポート

小さな農と食の愉しみ15年4月サロン

2015年4月11日(土) コミュニティーハウス法隆寺(奈良・斑鳩町)

プログラム(12:30~15:00)

●メンバーの菜園

3家族分の野菜を育て上げる70坪の菜園は、ほぼ3分の1がエンドウ、タマネギ、ジャガイモの畑で目下、生育途上。残る土地はトマト、キュウリ、茄子など夏野菜用。堆肥やぼかしを入れて土づくり中。作業のほとんどは、自宅の窓辺にセットしたミニ・ハウスでの苗育てに割かれる。大阪組のセカンド菜園も初めて植えたエンドウの生育がきになるところ。

●「終の住み処」としてつくられたコミュニティーハウス法隆寺は、見学希望者に公開し、ガイド・資料代として1人千円を頂戴しているが、最近は大学の研究者やシニアレポートのライターが訪れる程度。むしろ、手づくりメニューとともにシニアの「農を楽しむ暮らし」を話題に懇談するこのサロンへの希望者の方が多く、このブログで知った東京からの女性と富山テレビの取材訪問があったのが、今回の特徴。

●食の愉しみ・4月メニュー「斑鳩の春の味比べ」 (向平次子+須崎民子)

ほんの数日前、満開の桜が散って、のどかに見えながら忙しく青葉の季節へと進み始めた斑鳩の春です。畑の野菜たちも冬野菜は次々花に変化。つまり、自家産野菜が年中で最も少ない端境期。民子さんは、懇意の農家Sさん(聖徳太子の長子山背大兄王が眠る地で知られる岡本で営農)から調達した大きなタケノコで調理。次子さんは、冬大根の天日干し、キクイモ、ドライトマト、干し茄子を動員、これに畑で今が旬のチシャをアレンジ。

◇ごはん タケノコごはん&黒豆ごはん。

◇菊芋のスープ 再三、強調しているが、キクイモは『天然のインシュリン』イヌリンを含み、糖尿病に特効あり、と注目の健康野菜。タマネギと合わせると、絶妙のスープになる。

◇炒め物2つ チシャ、干し茄子、ドライトマトに塩豚肉の炒め物。タケノコの炒め味

◇干し大根の煮物 菜の花になる直前の大根を干し、油揚げ、菜の花と。天日の含み味がいい。

◇スイーツ 親しい農家産トマトの寒天  で、野菜はすべて菜園と斑鳩産。

◆参加の人たち(昨年末からの協同福祉会グループの反響を受けて3陣目となる「あすなら」メンバーが中心)

政所高志・あすならホーム富雄所長、加藤隆司・あすならハイツあやめ池相談員、緒方利充・あすならホーム今小路所長と河村祥子さん(東京)、高橋幸子・富山テレビ放送記者。

「野菜が新鮮でおいしく、癒される」「みなさんはいつもこんなおいしい食事をしているのでしょうか。うらやましい」の声。富山テレビからは、菜園での作業風景を含めたハウスの暮らしの風景を見事な映像とともに収録したDVDが送られてきた。

小さな農と食の愉しみ15年5月サロン

 2015年5月30日(土) コミュニティーハウス法隆寺(奈良・斑鳩町)

プログラム(12:30~15:00)

●菜園だより

私たちハウスの3人は、高齢と入院で鍬を持てなくなったオーナー夫婦に代わってガレージに水道と耕運機などの農具が付いた屋敷内菜園で野菜栽培という恵まれた環境で「自産自消」と「旬」の味を楽しんでいます。

「富貴畑」と名付けた共同菜園に大阪の団塊女性2人組が参加できるのも、地主である富貴田さんの協力があったればこそ。つまり、私たちの「小さな農」は地元服部地区のみなさんとのお付き合い、理解と応援によって成り立っている。同時に私たちの「素人農法」への関心もありあり。そんなこんなで、毎年1回、地元の主婦グループを招待してサロンを開催。今回は、私たちの妙ちきりんな「野菜づくり2実験」の結果も報告して批評を乞いました。

玉ねぎは2本植えが得?

Photo_2

玉ねぎのマルチ穴に苗を植える際、1穴に対し、1本・2本・3本の3種類に分けて植えてみた結果が上の写真です。品種は中晩生・中玉種、いわゆる一般的な種類です。 

写真のように1本植えの1個と2本植えのサイズはあまり変わりません。相手が居ると競争する性格が玉ねぎにある、と専門家は言っていますが、2本植えの玉のサイズがほとんど同じであることがポイント。来年は2本植えを増やして再実験してみます。 

ジャガイモの手抜き栽培法                                       Photo_3

 品種は「アンデス赤」。いわゆるインカのじゃがいも。小粒だが、ほくほくおいしいイモが豊産ということで初めて植えてみました。

種イモを縦に半切り、お椀を伏せるように地表面に半埋め、上からマルチを被せて、芽が出たら穴開けして、芽かきも土寄せもせず、収穫までただただ放置するというまことにずぼらな農法。地表部の枝・葉が黄色くなって、サインが出たので「掘り出し?」のため、上部をカットしてマルチをめくったところ、写真の風景が現れました。ほとんどのイモは地表に転がり、「いも拾い」だけで収穫は終了しました。

これは、農業雑誌に紹介されていたのを、半信半疑で試みましたが、従来の種イモ植え込み法と比べても収量はほぼ同じ。マルチ掛けの前の土づくりと施肥次第で収量アップの可能性もありそうです。来季はこの方向で再挑戦します。      

 

●食の愉しみ5月のメニュー

「シーズン入り夏野菜味比べ」 須崎民子+向平次子)

◇菜園野菜とオーナー竹林産の破竹を中心に

ごはん  ・野菜寿司(実エンドウ、破竹など)・焼きおこわ

◇副采

・新玉ねぎのスープ 2本植えタマネギを使用、1椀に1個のサイズで、手ごろ。

煮もの  ・油揚げと人参、破竹・二十日大根と揚げ

・煮豆

揚げ物  ・新タマネギと人参葉の天ぷら

漬けもの ・簡単キュウリのわさび漬け

◇スイーツ 寒天

 

サロン参加のみなさん

関口 ツタ子、福貴田 秀子、巳浪 美代子さんら地元農家の女性8人。収穫の野菜や花のやり取り交流も盛んで、日頃から私たちに関心と親愛の情を寄せる人たち。上記のタマネギ、じゃがいも農法のレポートには、喧々諤々の反響でした。

 

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