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9月サロン「斑鳩ではじまった田園暮らし」

第12回サロン「小さな農と食の愉しみ」

(2013年9月18日・コミュニティーハウス法隆寺)

 

ゲストは斑鳩町在住の婦人7人

私たちの田園暮らしサポーター 

サロン「小さな農と食の愉しみ」は、歴史と文化、田園環境に恵まれた斑鳩の里に住む喜びを大切に育みたい、と昨年7月に月1回のペースでスタートさせ、9月がちょうど1年分の12回目となりました。そこで、田園暮らしの知恵や技の伝授、耕す畑や野菜苗の提供まで応援してくれる農家の夫人ら地元サポーターばかりを招いての記念サロンとしました。

 「豊饒(ほうじょう)」とはなにかを知った

コミュニティーハウス法隆寺は建設・入居から8年10ヵ月になりますが、その誕生に大きく関わってくれた奈良県農業協同組合と貴重な用地を提供してくれた地元服部地区の地権者のみなさんをはじめ、町内各地のみなさんとの交流で豊かな野菜と果物に恵まれました。さらに「小さな農」を営むチャンスにも出会い、野菜たちを育てる生きがいと、さまざまな食味を活かして調理の作品に変える歓び・愉しみに触れることができました。聖徳太子ゆかりの郷で「豊饒(ほうじょう)」とはなにかを知ったのです。

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↑ 田園に沿って建つハウス ↓ 室内からの遠望

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安心・安全を破壊するTPPと中国の食品汚染 

しかし、私たちの生活環境は、経済活動が1国の範囲から地球規模に広がるグローバル化して、本来、地域の産物、名品だった食の世界までが「海の向こうのどこか」産に変わろうとしています。日米など太平洋を囲む国々が年内にもTPP交渉を妥結させ、相互産品の関税撤廃を実現させようとしています。700%超の関税率で守られてきた米などは、本当に「対象外」になるのかどうか。つまるところ、例の補助金乱発政策で代替え、お茶濁しとなる気がしてなりません。

もう、ひとつ。工業製品だけでなく食料産品まで「世界の工場」へ拡大をめざす中国産の「有害」の恐怖が私の身近に迫ろうとしています。

「中国の食品汚染はどんどん悪質、巧妙、大規模になり、2011年から3年間で残飯食用油、苛性ソーダー豚足・洗剤入り牛乳・カドミウム米といった汚染摘発は50事件にものぼり、その詳細が中国メディアによって報じられた」(週刊朝日9・30日号)。こうした汚染食材の加工集団は、内陸部の貧村に集中し、この国の所得格差の構造に汚染問題の根源がある、と指摘しています。そして、中国都市部の富裕層は別荘に菜園、加工室を持って自給するのだといいます。

新しい生き方「小さな農」

町の至る所に菜園があり、「小さな農」の風景がふんだんに見られる斑鳩。野菜は自家用の小品・多種を育て、柿、柑橘、無花果、梨、ときには栗もある屋敷内果樹園が珍しくありません。7人のゲストたちに「みなさんは、グローバル時代に対抗する新しい生き方をなさっているのかもしれません」と私が讃えたところ、大いに受けました。

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↑ 屋敷の一角にある私たちの菜園(15種) ↓ ネットに守られ白菜が育つ

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下記のメニューのうち米をのぞくほとんどの素材が私たちの自家菜園and斑鳩産です。ゲストのみなさんは、すべてをぺロりと平らげ、「レシピ教えて」と好評でした。

9月サロンのメニューテーマ「小さい秋みつけた」

・炊き込みご飯2種=サツマイモとくり(向平次子)「くりと雑穀米」(須崎民子)

・冬瓜とネギの冷たいスープ ・えんどう豆ソース添えコロッケ(次子)

・ゼンマイ+秋ナスの煮もの ・サツマイモのケーキ他(民子)

 

◆サロン運営=向平羑・須崎民子・向平次子・奥田和代・櫻井福子・木邨圭子

7月サロン「トマトと茄子の旬を楽しむ」

「小さな農と食の愉しみ」の第11回サロンご案内

7月17日(第3水曜)12;30~15:00 コミュニティーハウス法隆寺
<集合>
大阪10;58(大和路快速)-法隆寺11;36着
京都10;34(みやこ路快速)-法隆寺11;43着で:JR法隆寺・北口にお迎えします。

車で屋敷内菜園での野菜づくりや田園の環境を案内の後、コミュニティーハウスへ。
2月の厳冬期、窓辺のミニ温室でトマト、茄子などの種播きから育苗し、移植へ。梅雨入りは予報士の言葉だけ。朝5時起きしての水やりを惜しまず、施肥、除草を重ねて、やっとの初なりに出会えた喜び、そして旬の味を楽しむに至った私たち3人の「小さな農と食の愉しみ」披露します。

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フルーツトマト

 メニュー「トマトと茄子の旬を楽しむ」(向平次子・須崎民子)

◆夏野菜だし=トマト、キュウリナス、インゲンに初なりの南瓜を加えて東北風の野菜の和え物を(民子)

◆茄子のはさみ揚げ=茄子は泉州産固定種で育てた水ナスに豚肉を挟んで揚げたナスの妙味を(次子)

◆トマトの味噌汁(次子)

◆青シソふんわりジャコ御飯=ジャコは瀬戸内産(民子)

◆中華炊き込みご飯=帆立貝をアツアツの夏野菜炊き込みご飯に散らす(次子)

◆ゴーヤの佃煮?それともゴーヤの砂糖まぶし……を。その他加わります。

 

お問い合わせ=☎0745・60・4040  mukachan@ares.eonet.ne.jp(向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。ブログ=斑鳩田園暮らし

■お知らせ 8月のサロンは、お盆休みとします。9月サロンから再開します。

 

6月サロンご案内

2013年6月19日(第3水曜日)正午~15時、コミュニティーハウス法隆寺(奈良県斑鳩町)

集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)

大阪からは、JR大阪10;58(大和路快速)-王寺11;33ー法隆寺11;36着で、京都からは、JR京都10;34(みやこ路快速)‐奈良11;32(乗り換え)-法隆寺11;43着でお越しください。駅北口で2台の車がお迎えします。プログラム(1230~1500)は次の通りです。

サロン(月例)10回目、オープンから1周年となりました

可能な限り「小さな農」に精を出し、収穫した野菜たちはおいしくいただく、田園暮らしの愉しさをみなさんに知ってもらいたいと、昨年7月から私たちが住むコレクティブハウス「コミュニティーハウス法隆寺」内で開いてきた月例サロン「小さな農と食の愉しみ」は、今回の6月サロンで1周年となりました。

私たちの野菜作りの舞台は、コミュニティーハウス内のミニ菜園と、所有主の高齢化で昨年秋から栽培・管理を全面引き受けした近所の屋敷内「菜園畑」の2カ所。通園するのは、2家族でしたが、第1回サロンに参加したのがきっかけでコミュニティーハウスの入居権利を獲得した大阪の60代女性2人もサロン運営に参画。2人の強い希望で132月には、近隣農家の田んぼで田植え前までの期間限定でジャガイモ(種イモ3種)を4畝(長さ延べ100㍍)に植え込み、芽かき、除草の作業を経て初のイモ掘りを体験したばかりです。

愛知、滋賀から参加

 そんな私たちの菜園の様子を見ていただいた後、「終の棲家」としてつくられたコミュニティーハウス内をご案内し、食のサロンに移りますが、今回のサロンには、「興味津津」と愛知と長岡京からの70代姉妹、琵琶湖畔・近江舞子でコレクティブハウス開設を計画、まずはカフェを運営中の女性2人が、参加します。どんな話題が飛び出すか、楽しみです。

食の愉しみ・メニュー「新ジャガを味わう」須崎民子+向平次子

5月の末、「例年より1週間早い梅雨の入り」のニュースに急きたてられ、豊産だったエンドウの棚終(しま)い、年越し保存を目論んで品種を選んだ極晩生タマネギ、そして、ジャガイモの収穫と大忙しでした。この3種がメニューの中心になります。

◇ジャガイモ・タマネギのスープ 

◇ジャガイモの皮でくるんだ野菜お焼き

◇季節野菜の煮もの

◇バラエティサラダ

◇屋敷園で採れた小梅の青梅ジュース、ドクダミのお茶(利尿・解毒作用で内蔵血管の強化、肌荒れ・高血圧・膀胱炎・腎炎改善、脳出血予防に効果、と人気UP中)

 

問い合わせ=☎0745・60・4040  mukachan@ares.eonet.ne.jp(向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。

HP=むかちゃんの農ある暮らし ブログ=斑鳩田園暮らし


 

5月サロンへどうぞ

案内

2013年5月15日(第3水曜日)正午~15時、コミュニティーハウス法隆寺(奈良県斑鳩町)

集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)

大阪からは、JR大阪10;58(大和路快速)-王寺11;33ー法隆寺11;36着で、京都からは、JR京都10;34(みやこ路快速)‐奈良11;32(乗り換え)-法隆寺11;43着でお越しください。駅北口で向平(むかひら)がベージュのBOXカーでお迎えします。プログラム(1230~1500)は次の通りです。

5月のテーマ 「毎日が芽Day~夏野菜を育てる」and旬野菜の味

3月から種を蒔いて窓辺活用の育苗ミニハウスで育てて来た野菜苗が芽をグングン伸ばして5月は畑へ移植。トマト、茄子、南瓜、胡瓜に、菊芋、ヤーコン、皇帝ダリヤの球根類まで。今年は1日の気温差、週間の冷え込みと高温の格差が激しかったため、温室育ちの苗たちを外気に出したり、引っ込めたりと、手間のかかること、かかること。「毎日が芽Day」お祭り騒ぎの日々でした。

斑鳩の農家の屋敷内には自家用の「菜園畑」があります。私たちの菜園もそのひとつにあり、こちらを見ていただいた後、「終の棲家」としてつくられたコミュニティーハウス内をご案内し、食のサロンに移ります。

食の愉しみ・メニュー 旬をいただく須崎民子+向平次子

この季節で旬の野菜は、やはりタマネギとエンドウ。タマネギは早生が終わり、中生、晩生へ収穫が始まっています。特有の辛味と甘味の両方が味わえます。エンドウも絹さや、スナップ、うすい、グリーンピースとそれぞれに味わいがあり、甘~い 豌豆を楽しみます。

◇タマネギのスープ ◇タマネギのフライ

◇エンドウをメーンに野菜寿司

デザートは干し柿の梅酒漬け(甘露抜群!これ、内緒

問い合わせ=☎0745・60・4040  asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。ホームページむかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし

4月サロンご案内


2013年4月17日(第3水曜日)正午~15時、コミュニティーハウス法隆寺(奈良県斑鳩町)

集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)

大阪からは、JR大阪10;58(大和路快速)-王寺11;33ー法隆寺11;36着で、京都からは、JR京都10;34(みやこ路快速)‐奈良11;32(乗り換え)-法隆寺11;43着でお越しください。駅北口で向平(むかひら)がブラウンのBOXカーでお迎えします。私たちの小さな菜園や窓辺活用の育苗ミニハウスを見ていただいた後、「終の棲家」としてつくられたコミュニティーハウス内をご案内。  プログラム(1230~1500)は次の通りです。

4月のテーマ 特別ゲスト堀井二夫さんが語る「夏野菜を育てる」

堀井さんは、フロンティアエイジ2012/4月4日号「やるやん」(別紙)で紹介した87歳の今も現役を貫く野菜づくり名人。堆肥と有機肥料で土づくり、野菜の旨味は堀井さんの60年にわたる経験と研究心から生まれ、消費者、農家にたくさんのファンを持つ。今回は、自慢の作の一つであるアスパラガスを味わいながら話を聞く。

食の愉しみ・メニュー 春を食べる②須崎民子+向平次子

日ごとに温かさを増す春4月だが、畑の野菜たちは花を咲かせて種になる季節。野菜が少ない端境期。コミュニティーハウス法隆寺でも夏野菜の育苗に加え、シーズンとしては最後になる味噌づくりの加工に忙しい。堀井さんのアスパラガスと僅かに残った野菜と味噌を使ったメニューを準備した。

茹で立てアスパラガスをいただく=この日の朝取りの新鮮さを味わう

味噌の風味を比べる2年味噌、3年味噌をチーズや卵黄で味比べ

大根飯と具だくさん味噌汁=大根は3月採りをねらって栽培した時無し大根

終い水菜のデザート=花つぼみを含めて蒸しパン、クッキーに

問い合わせ=☎0745・60・4040  asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。ホームページむかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし

3月サロン「春を食べる」①

小さな農と食の愉しみご案内

 

2013年3月20日(第3水曜日)正午からコミュニティーハウス法隆寺で

集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)

大阪からのお2人は大阪発の大和路快速でJR法隆寺(11;37着)へ。駅北口でお迎えの車が待機します。県内、斑鳩町内の方は車で来訪の予定と伺っています。1150分ごろには、揃いそうですので、サロン開始前にコミュニティーハウス内をご案内、向平がガラス戸越しのミニミニ温室で育苗中の様子も見ていただけたら、と思います。

3月のテーマ 春を食べる①プログラム1230~1500

3寒4温と言いながら1日の中にも10℃近い高低差があったりして、あたふたと、春が接近中です。畑のネギにボウズが覗き、水菜は菜の花の準備中。ゆっくり頂戴しようというこちらの思惑など無視されようとしています。

で、大急ぎで「春を食べる」のメニュー①を準備しました。(須崎民子+向平次子)

◇若牛蒡の葉から根まで=牛蒡の芯をつかった混ぜごはん&茎と葉のかき揚げ雑穀ご飯

◇タマネギのスープ=タマネギでも最早生の新タマネギにバターで風味を付けた甘~いスープ▽ワケギのぬた=菜園では新新のワケギが萌えています。(希望があれば、新株ごとお持ち帰りも)

etcヤーコンのサラダ1月好評メニューのちょっぴり再現)▽お彼岸おはぎ

問い合わせ=☎0745・60・4040  asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人(3月はすでに満員)。参加費500円。ホームページむかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし

2月サロンに町長さん参加

「小さな農と食の愉しみ」2月サロンは、大阪、京都(なんとかつての仲間の松井京子さんが来てくれました)から5人。地元からの4人に小城利重斑鳩町長が加わり、定員10人いっぱいの盛況。「高齢社会の元気をつくるのは、食。これからもっとも大事にしていかなければならないことだと思う。勉強して帰りたい」と小城町長=写真中央。思いがけず私の持論を代弁してくれました。
いまが一番おいしい白菜のアサリ入りクリームシチューはじめ5品にデザート2種、コーヒー付きのメニュー。野菜はすべて自家産。「どれもこれもヘルシー」がみなさんの感想。

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メニュー&レシピ

須崎民子

冬野菜を使う食事・・・おいしい冬野菜を食べる。冬野菜は畑で保存が効き身近にあり、使いやすいお手軽食材です。今では年中作付けされますが、冬が最も味が良く漬け物など保存食にも利用されています。

栄養面でもビタミン、ミネラルが含まれていて緑や赤の色鮮やかな緑黄色野菜はカロテンや微量栄養素の主要な供給源です。

白菜ロール

材料と作り方

白菜はさっと湯がく。

挽肉(鶏肉でも豚肉でも良い)にキノコ、人参、タマネギなど冷蔵庫にある残り野菜をみじん切りにして酒、醤油、卵、あれば水切りした豆腐と混ぜ団子にする。白菜を広げ団子を巻き楊枝等で止める。だし、薄口醤油、酒、みりん、塩等で味付けして煮込む。最後に片栗粉などでとろみをつける。

黒豆かんてん

材料・・・・・・黒豆の甘煮(砂糖は好みで)粉末かんてん

作り方・・・・鍋に水と粉末かんてんを入れ火にかける。

沸騰したら12分ほどかき混ぜ砂糖を加えて火を止め黒豆を混ぜ合わせる。

 

向平次子

テーマ 続・冬野菜の旨味

雪をかぶった野菜はなぜ、おいしいか。寒さで凍結するのを防ぐため、野菜たちが糖分を出して自分の体を守るためだといわれています。1月サロンに続き、ハウス産の雪かぶり大根、白菜を中心にしたメニューで「甘~い」冬野菜を楽しんでいただきます。

▽白菜とアサリのクリーム煮  材料(2人分)=白菜3~4枚(300㌘程度)、アサリ(殻つき、砂抜きしたもの)12個程度、エキストラバージンオイル大さじ1、生クリーム、塩・胡椒、レモンの刻み皮、各少々。

白菜を白い芯と葉先を分けて縦切りし、さらに2㌢幅に横切りしておく①殻ごと洗ったアサリを中火で口が開くまで蒸す②別の鍋で①の白菜・白芯を、次いで葉先をオリーブオイルで炒める白菜が軟らかくなったら②のアサリと汁、生クリームを注いで1分ほど蒸し煮する塩、胡椒で味を調え、器に盛ってレモン皮を散らして出来上がり。

ジャガイモとホタテの混ぜごはん  材料(4人分)=白米2合、もち米大さじ2、調味だし<だし1.5カップ・薄口醤油大さじ2・酒大さじ2>、ホタテ貝柱(刺身用)120㌘、ジャガイモ半個(50㌘)、揚げ油、ワサビ(すりおろし)適量。

白米ともち米(1時間前にといで水に浸したもの)の水を切り、炊飯器に移して調味だしを加えて炊く⇒(炊飯中にホタテに切り目を入れて小さく裂く、ジャガイモは皮をむき、1㌢の角切りを素揚げして油を切っておく)⇒ご飯が炊き上がったら、こしらえたホタテ、ジャガイモを加えて10分蒸らす。盛ったご飯にわさびを添える。

直伝白菜麴漬け(1月サロンで好評、再登場) 今年103歳の義父が元気だった90歳近くまで能登の地で晩秋のシーズンになると、せっせと漬けて子や孫たちに送り続けた父考案のオリジナルです。その季節が待ち遠しくなるほど独特の味わいに、父から教授を受けて自家産を漬け続けて来ました。その味を賞味いただきます。漬け方は1月サロンを参照下さい。

◆野菜名人堀井さんを訪問
88歳。野菜の話が始まると、止まりません。いろんな角度から質問がいきなり飛びますが、丁々発止のやりとりを聞いているだけでも値打ちがあります。「農薬ゼロ」派の参加者もいる前で「使いたくない農薬を最低限で留める方法」について、語りました。

「最低ぎりぎり、野菜が困っている、今助けないと死んでしまう。それがいつか。野菜に話をして、耳で聴いて、いま、ここしかない時。それは、薄~い薄~い農薬で助かる時期。育てて観察して、その時を判断する」。「人間でも種痘で抵抗力をつける」。(この話で、12年産白菜の栽培で苦労があったことを思い出しました)


2月サロンご案内

「小さな農と食の愉しみ」2月サロンご案内

 

2013年2月20日(第3水曜日)正午からコミュニティーハウス法隆寺で

集合:JR法隆寺駅北口 

奈良から11;28着、大阪からは大和路快速で11;37着。遠来組は、迎えの車で「小さな農」が日常生活に溶け込んでいる町内の田園風景を見た後、サロンの3人が営む「小さな菜園」に立ち寄ってハウスへ。町内・近隣の方は正午までに直接ハウスへ。

2月のテーマ 続・冬野菜の旨味プログラム1200~1500

雪をかぶった野菜はなぜ、おいしいか。寒さで凍結するのを防ぐため、野菜たちが糖分を出して自分の体を守るためだといわれています。1月サロンに続き、ハウス産の雪かぶり大根、白菜を中心にしたメニューで「甘~い」冬野菜を楽しんでいただきます。

大根を皮に使った大根餃子白菜ロール▽スィーツに黒豆てんかん(須崎民子)

◇白菜とアサリのクリーム煮ジャガイモとホタテの混ぜごはん1月サロンで好評の直伝白菜麴漬けの再登場(向平次子)

試食会の後は[野菜名人に会う] 「絶品野菜」をつくって88歳の今も野菜作り現役の堀井二夫さんのハウス訪問。土づくりなど、厳寒の今行う作業のコツを聞く(希望者を案内)

 

問い合わせ=☎0745・60・4040  asunet.mukachan@gmail.com (向平)サロンは毎月第3水曜日正午から開催。定員は10人。参加費500円。ホームページ=むかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし


1月サロンは多彩なゲスト

116日開催のサロンは多彩な顔触れ。男性は農の達人をモデルのアニメを創りたいという映像作家(70)と終の棲家のあるべき姿を摸索する住宅メーカーOB65)。女性は40~70代の8人。京大大学院で居住空間学を研究の若手、食育から農へ関心の比重が移りつつあるという薬剤師、食の旅を続ける702人組など、など。この日のメニューを密かに狙っての参加者が多かった。

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そのメニュー。糖尿病で特効、人気上昇の菊芋のスープ。バターで炒めたタマネギとミックスのスープに「うまいっ!」の声が上がり、最後の締めのために「取り置き」する人も。やはり、ダイエット、糖尿病、高血圧などに効果があるヤーコンのサラダは、ハウスでも初収穫の12年産ヤーコンを生のままスライスし、ハウス窓辺の陽だまりで育てたリーフレタスをからめたもの。ヤーコンからにじみ出すオリゴ糖の甘味に、軟らかいリーフの食感が重なって、こんどは「最高!」。

さらに、年中採れるホウレンソウでも最も糖分が多くなる1月に摘んだばかりの寒中ホウレンソウと胡麻の和え物、今も103歳の命を養う翁が編んだ直伝白菜麴漬け。「ヘルシーの極み」「薬膳料理を超えたうまさ」と絶賛しきり。外部に出すのは、初めてという直伝白菜漬けの「漬け方」レシピが参加者にプレゼントされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月サロン須崎民子さんのメニュー

田園暮らし     20131

   

本年も楽しい田舎暮らしを・・・・・  

 

大豆を使う食事・・・御飯に合う大豆

大豆加工食品は身近にあり毎日でも食卓に上がり、すぐ食べられるお手軽食材です。

栄養素の中でただ一つの植物性タンパク質であり親しみたい食べ物です。

冷蔵庫にいつもある残りの野菜でつくる大豆のおかずです。

 

1.卯の花

≪材料≫

おから 150g、人参、ゴボウ、こんにゃく、キノコ類、大根、ちくわ等

≪作り方≫

野菜を切り油でしっかり炒める。おからを加えパラパラとなるまで更に炒め

調味料(だし汁2カップ、酒と砂糖各大さじ2・醤油大さじ1と1/2・酢小さじ1)を加え中火で水気が無くなるまで10~15分煮る。最後にネギの輪切りを混ぜる。

2.信田煮

≪作り方≫

油揚げとちくわや残りの野菜、白菜やブロッコリーの茎、大根の皮や葉、キノコ等何でもさいころ切りしてサッと茹でる。

 油揚げは熱湯で油を抜き、半分にして開きやすくする為箸等でゴロゴロさせる。 茹でた野菜を詰め込み楊枝等で閉じる。だし汁、みりん、醤油で煮て味を含ませる。

3.おやつ (黒豆蒸しパン)

≪材料≫

黒豆 適量・卵 1個・砂糖40g・サラダ油 大さじ1・牛乳 70cc重  

曹小さじ2

≪作り方≫

ボウルに卵を割りほぐして砂糖を入れ、白くもったりとするまで泡立て器で

混ぜる。

油を加えて混ぜ牛乳を入れて更に混ぜる。

薄力粉と重曹をふるいにかけボウルに加え、黒豆を加えて混ぜる。

生地を型に入れて1520分蒸す。

新春1月サロン

新春 1 月サロンご案内

2013年1月16日(第3水曜日)正午からコミュニティーハウス法隆寺で

集合

JR法隆寺北口 奈良から11;28着 大阪からは大和路快速で11;37着

   北口でお迎えの車が待機⇒いかるがミニドライブ⇒ハウスへ

   斑鳩町内(3人)の方は正午までに直接ハウスへ

プログラム

斑鳩町内で日常生活の大切な仕事の一つになっている「小さな農」の風景を見た後、ハウスの3人が営む「小さな菜園」に立ち寄ってハウスへ。

[試食の主なメニュー]

直伝白菜麴漬け=今も103歳の命を養う翁が編んだ直伝の白菜漬けを味わってもらい、漬け方を初公開。▼菊芋のスープ=健康・美容の特効で人気上昇中のキクイモ。タマネギとともに細切り、バターで炒めて煮たものをスープに。前回・12月サロンに体調不良で出席できなかった80歳男性(町内)が糖尿病で長い闘病中と分かり、特効・改善食のこのスープを届けたところ、「うまい、うま~い」と歓喜。即日、スープ手づくりのためのハンディー・ミキサーを買いに大阪まで出かけた「いわく付きのスープ」を再現▼ヤーコンのサラダ=やはり、ダイエット、糖尿病、高血圧などに効果がある芋を細切り、サラダに。なんとも甘~い。アンデス原産のこの芋、北海道、関東で栽培ブームに。ハウスでも初収穫の12年産。▼さらに、あれこれ。

[野菜名人に会う]

「絶品野菜」をつくって87歳の今も野菜作りに熱中する堀井二夫さんのハウスを訪問。厳寒の今から行う土づくりのコツを聞く。幸運なら自慢の大玉白菜をゲットできるかも。

問い合わせ=☎0745・60・4040  asunet.mukachan@gmail.com (向平)

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