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11月サロン「がんばり屋88歳翁に聞く元気のヒミツ」
(2014年11月19日=水 コミュニティーハウス法隆寺)
参加者は、水中ウオークで健康づくりをする斑鳩町の3人とノルディックウオーキングで奈良を含め近畿を歩く大阪の3人。40~70代の女性たち。野菜をおいしくいただくメニューにも大きな関心を寄せる。
そこで、ゲストに迎えたのは、ハウスのすぐ近くに住む松山国治さん(88)=写真左。
11歳のとき叔父に連れられブラジルに渡り、自作農園で40歳まで働き、戦後、大阪へ。日立造船のドッグで20年。造船不況で斑鳩に移り住むと、休耕地を借りて野菜づくりで生計を立て、「子供時代を含めると80年は働いた」というすごい人。働き詰めで股関節が擦り減り、2年前、歩行困難の身となったが、「痛い痛い」4回の手術と全身にムチ打ってのリハビリ・トレーニングでついに自力歩行できるまでに。
近隣の専用歩道を夫人の支えで歩く姿は地域の評判に。「元気の秘密、どうやったらそんなに頑張られるのか?」と聞かれ、「虫にやられないよう油断せず、手入れに手を抜かない根気。野菜づくりと一緒やね。それが出来た家族のチカラがあったから」。聞き惚れる女性たちに「このまま100歳まで元気にやります」と宣言する松山さんでした。
・食の愉しみテーマは「秋野菜・旬の味わい」=須崎民子+向平次子
菜園で採れた里芋、サツマイモ、ヤーコン、ブロッコリー、日野菜などを素材に
汁もの、サラダ好評=写真上。好評のデザートは、干し柿の味醂漬けといちじくの甘煮=写真下