• ハマってしまう極美味(うま)の味 列伝菊芋③
    菊芋味比べ◎皮をそぎ、生のまま細切りにしてサラダに ◎丸ごとオーブンで焼き、バターを付けて ◎味噌汁、煮物、揚げ物などとにかくレシピは多彩。天日干しにして1年間多様に楽しむ人も。 絶品おすすめスープはこれ!写真の芋は、1キロをきれいに洗い、突起をカットして1晩水に浸しておいたもの。重さは860㌘に。①芋を蒸すと、残りの皮がつるりと取れる。②タマネギをみじん切りしてバターで炒める。写真左は冷凍保存の1袋分200㌘。小袋を多い目に作っておくと、どんな時でも使えて便利。③ ①に②を加え、ひたひたの水で炊く。④ ③をミキサーで滑らかにし、味噌漉しでこすといっそう滑らかになる。コンソメ、必要なら塩、胡椒を加えて味付け。(④を小分けして冷凍保存しておけば、随時楽しめる)⑤ ④に牛乳を加えて好みの味加減に調整し、温めてスープが完成。お友達にプレゼントしたくなるスープになります。  
  • 出来るなぁお主 列伝菊芋②
    菊芋は名前の通り、キク科の植物。5~6月に植えた芋は半年余りで2㍍あまりまで成長。9~10月ごろには、菊そのものの花をいっぱいに咲かせます。降霜の頃、葉は真っ黒に枯れますが、地中ではご覧の通りの豊産。どんなやせ地や乾燥地であっても苦土石灰を少し振り、堆肥を漉き込んで芋を植えれば、あとは放っておいても、芋たちが押すな押すな!で成ってくれます。ほんの一坪程度もあれば、10キロ以上、1年分の芋が収穫できます。「道の駅」など農家直売であれば、安い値段でも売ってます。で、すごいのは、この芋、イヌリンを豊富に含み、血糖値を下げる効果は絶大、糖尿病予防だけでなく、患者には、必須の存在ということ。精力があるだけに、あくが強いので、水にさらしてからから使えば、「美味しい!!」は、間違いなし。次号はその話に。
  • 芋・イモ列伝 菊芋①
    「たかがイモでしょう」なんて言われたくありません。ハウスで作っている3イモのうち菊ちゃんから登場してもらいます。では、どうぞ!! やけに太った、人型みたいでしょう。右84、左70、後ろ86㌘。すごい子だくさんで、1株に20~30個、それ以上だって採れる。かわいい乳首みたいのが、あちこち付いてるでしょう。春先、ここから芽が出てほっておいてもぐんぐん成長、晩秋に掘り出すのですが、1個でも取り忘れると、翌年に黙って芽を出し、どっさり成ります。それほど、絶倫です、この芋は。「で、美味しいの。それって」。そう、絶倫の性格に恥じないほど美味しいのです。ハウスの住人に1キロ上げたら、「塩ゆでして全部、1回に食べちゃった。満腹、満腹」だって。なんだけど、この芋、スープにすると、それはうま~い。以前、ハウスで開いた「食の愉しみ」会で出したスープの味が忘れられず、芋の売り場を探しては確保、いまだにスープを楽しんでいる女性3人組がいることを最近知りました。この芋、実は滋養いっぱいの健康食品にもなり、容姿端麗の美人でもあるんです。凄い話は次号に。
  • 花を見てください
     斑鳩町内で開かれた産業まつりのこと、紹介しながら写真を添えるのを忘れていました。で、買ってきた鉢植え2鉢です。手前が桜草。薄いピンクのつぼみをいっぱいつけています。これで200円!隣がカランコエ。これもまた、小さな花が競っています。300円!!。花付きが鮮やかなうえに、市価の3分の1以下と言っていいほど。どうしてそうなの?って聞かれそうですが、町内のいろんな創り手たちが、町民に仕事を披露する祭りの場。値段は原価程度か無料でいいんです。町村合併は断り、東・南・西に流れる3つの川に囲まれた小さな町。昭和60年(1985)からずっと微増と微減を繰り返して人口28000人、世帯数11000台をず~っと維持している不思議な町。前日に「売り手も買い手も勝手知ったる間柄」と書いたけど、産業まつりで「小さなやさしさ 大きなしあわせ」の標語が張られた使い捨てカイロを行列の町民たちに黙々と配っていた男性は、私の家(コミュニティーハウス法隆寺)の向かいに住む町役場の幹部職員だったこと。なにか良いことがあると、「聖徳太子のお陰」と真顔で言う人が珍しくない。そんな斑鳩(いかるが)のことを折に触れ書いてゆきたい。
  • 斑鳩町産業まつりって面白い
    12月の第1日曜日に開かれるこの祭り。09時からの開始直前から駐車場も自転車置き場もいっぱいになる。農産・食品・雑貨に姉妹都市である大阪、兵庫の二つの太子町と長野・飯島町の名産物が加わり、30以上の店舗がサービスを競うから町民の方も、お買い得、優れもの探しに夢中になる。行列が長くなる人気は、パンジーなど花苗の無料配布、飯島町のリンゴ販売、農産物品評会の優秀野菜の格安販売とJA女性部の豚汁&赤飯のアツアツ直売。売り手も買い手も実は顔見知りであり、勝手知ったる町民同士であるこの町ならではのフリーな関係が、売り場で交わされるやり取りで、よくわかる。で、この日、私がここに足を運んだのは、なんと3度。評判の「うま~い赤飯」が欲しくて…。が、毎回、売り切れ直後で残念!な結果に。けど、飯島町産の玄米甘酒と有機米5・1キロ(0・1キロはオマケ)をゲット。花コーナーの2鉢は300円と200円=写真。
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