• 送り出した最後のトマト苗
    写真は、今春に育て上げたトマト苗80株のうちの最後の8株。このうち、7株は、昨1日、協同福祉会・天理の施設長にもらわれて行った。施設のシニアたちに育てていただくためだ。残った1株は、本日、自家菜園のスペースに植え込まれ、私の今年・第1次トマト戦争は、1株の犠牲もなく無事に終了できた。 2月14日に種蒔きして以来、75日余。寒暖差の激しい気象異常事のなかでトマトたちの暖気を確保するのは、大変だった。血筋の全く違う挿し木苗でなく正真正銘のトマトを育てるため、実生にこだわっている。背丈がひょろりと、徒長気味なのは、そのためだが、これからできてくる実のおいしさは、親トマトが持つそれぞれの極味をいただかないとわからない。 80株のうち、37株は、自家園などに植えられたが、残りは友人、知人等々8カ所に移された。毎年恒例のあやめ池のサ高住施設の円形園には、12株。時計状にイタリアン、日本種の大玉、中玉、ミニの5種が植えられた。お年寄りたちにぐるぐる回って味比べを楽しんでもらう趣向だ。今年は、全部で9品種。それぞれの出来具合はこれからの報告になる。つまり、第2次トマト戦争が始まる。
  • 謹賀2018年
  • 秘伝「うま~い」白菜漬け
    このところ、白菜の高騰が続き、スーパーでは切り売りで、なお、びっくり値段。今日、斑鳩のJAで開かれた特売市を覗いてみたが、真っ先に消えて無くなったのが、白菜だった。この品薄、よくわかる。夏の種まき期に虫が異常発生。殺虫剤を使いたくなくて、2度、3度と種まきをやり直した、と野菜づくり仲間はいう。当然、生育遅れとなる。私もその一人。昨年まで、白菜は丸々太り、1個2㌔超サイズだったのに、今年は「半分」程度。上の写真の白菜は塩漬けして水分を出してスリムになった姿(例年だと、青葉はもがれて無いのだが)によく現れている。でも、白菜は美味い。晩年のぎりぎりまで能登で薬草・野菜づくりに没頭した104歳翁秘伝の「うま~い白菜漬け」だと、これまで「あれは旨い」「あれを戴けるの」と喜ぶ声しか知らない。①半割り~4分の1サイズにカットして、まず、塩漬け。この塩の量を4%までとすること。2日ほどで水が上がり、絞った姿が写真(下・右)。②そして、本漬けへ。米麹1袋(300㌘)にニンニク・昆布・柚子・唐辛子を各適量を刻んでまぶし、①の白菜の間に擦りこんで漬ける。写真(下左⇒上)。調味材の「適量」が決め手。多すぎず、少なすぎず「一口放り込んで、うま~い、と感じる量」が翁の秘伝。一度お試しあれ! 病みつきになりますて。
  • 高嶺の法蓮草、芽を出す
    秋の長雨や台風の影響で法蓮草は、高嶺の花ならぬ「高値の菜」(朝日新聞)。スーパーで1束(200㌘)で400円近いとか。斑鳩町の産業祭で出された法蓮草はまさしくアッという間に消えてなくなり、長蛇の列に嘆きの声が上がった。そこで、法蓮草づくりに挑んだ。とは言え、温室並みの温度が必要。プランターに種を播き、極薄に覆土し、もみ殻をON.。床面に不織布を置き重ねたうえで穴あきビニールハウスを仕立てた。寒気が厳しい時は、このミニトンネルハウスを不織布でくるんで保温調整。11月27日の種まきでいま、この状態。もう少し厚播きした方が良かったかも。法蓮草の品種は、低温に強い「イリュージョン」。成長の様子は今後も報告したい。 
  • あのトマトは、今
    9月17日のブログで、種落ちトマトの自生え苗と挿し穂に発根させた苗の2本をバケツ大ポットに移した実験レポートを書いた。そのトマトの3カ月後の姿は、ご覧の通り。写真の通りの環境で2本の苗はすくすく育ち、開花すると、トマトトーンのスプレー処理をし、実が次々付き出した。と、ここまでは良かったのだが、ハモグリバエに潜入されたらしく、葉面にエカキ模様が現れては枯れ、カットの止む無しの羽目に。かくして下枝の葉は次々消失……。ただ、実だけは、どれも赤く熟した。夏に比べ、うんと小粒で糖度は低いが、トマト味は実に濃厚!! 
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