- 5月サロンへどうぞ
ご案内
2013年5月15日(第3水曜日)正午~15時、コミュニティーハウス法隆寺(奈良県斑鳩町)
集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)
大阪からは、JR大阪10;58(大和路快速)-王寺11;33ー法隆寺11;36着で、京都からは、JR京都10;34(みやこ路快速)‐奈良11;32(乗り換え)-法隆寺11;43着でお越しください。駅北口で向平(むかひら)がベージュのBOXカーでお迎えします。プログラム(12:30~15:00)は次の通りです。
5月のテーマ 「毎日が芽Day~夏野菜を育てる」and旬野菜の味
3月から種を蒔いて窓辺活用の育苗ミニハウスで育てて来た野菜苗が芽をグングン伸ばして5月は畑へ移植。トマト、茄子、南瓜、胡瓜に、菊芋、ヤーコン、皇帝ダリヤの球根類まで。今年は1日の気温差、週間の冷え込みと高温の格差が激しかったため、温室育ちの苗たちを外気に出したり、引っ込めたりと、手間のかかること、かかること。「毎日が芽Day」お祭り騒ぎの日々でした。
斑鳩の農家の屋敷内には自家用の「菜園畑」があります。私たちの菜園もそのひとつにあり、こちらを見ていただいた後、「終の棲家」としてつくられたコミュニティーハウス内をご案内し、食のサロンに移ります。
食の愉しみ・メニュー 旬をいただく(須崎民子+向平次子)
この季節で旬の野菜は、やはりタマネギとエンドウ。タマネギは早生が終わり、中生、晩生へ収穫が始まっています。特有の辛味と甘味の両方が味わえます。エンドウも絹さや、スナップ、うすい、グリーンピースとそれぞれに味わいがあり、甘~い 豌豆を楽しみます。
◇タマネギのスープ ◇タマネギのフライ
◇エンドウをメーンに野菜寿司
◇デザートは干し柿の梅酒漬け(甘露抜群!これ、内緒)
問い合わせ=☎0745・60・4040 asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。ホームページ=むかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし
- 4月サロンご案内
2013年4月17日(第3水曜日)正午~15時、コミュニティーハウス法隆寺(奈良県斑鳩町)
集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)
大阪からは、JR大阪10;58(大和路快速)-王寺11;33ー法隆寺11;36着で、京都からは、JR京都10;34(みやこ路快速)‐奈良11;32(乗り換え)-法隆寺11;43着でお越しください。駅北口で向平(むかひら)がブラウンのBOXカーでお迎えします。私たちの小さな菜園や窓辺活用の育苗ミニハウスを見ていただいた後、「終の棲家」としてつくられたコミュニティーハウス内をご案内。 プログラム(12:30~15:00)は次の通りです。
4月のテーマ 特別ゲスト堀井二夫さんが語る「夏野菜を育てる」
堀井さんは、フロンティアエイジ2012/4月4日号「やるやん」(別紙)で紹介した87歳の今も現役を貫く野菜づくり名人。堆肥と有機肥料で土づくり、野菜の旨味は堀井さんの60年にわたる経験と研究心から生まれ、消費者、農家にたくさんのファンを持つ。今回は、自慢の作の一つであるアスパラガスを味わいながら話を聞く。
食の愉しみ・メニュー 春を食べる②(須崎民子+向平次子)
日ごとに温かさを増す春4月だが、畑の野菜たちは花を咲かせて種になる季節。野菜が少ない端境期。コミュニティーハウス法隆寺でも夏野菜の育苗に加え、シーズンとしては最後になる味噌づくりの加工に忙しい。堀井さんのアスパラガスと僅かに残った野菜と味噌を使ったメニューを準備した。
◇茹で立てアスパラガスをいただく=この日の朝取りの新鮮さを味わう
◇味噌の風味を比べる=2年味噌、3年味噌をチーズや卵黄で味比べ
◇大根飯と具だくさん味噌汁=大根は3月採りをねらって栽培した時無し大根
◇終い水菜のデザート=花つぼみを含めて蒸しパン、クッキーに
問い合わせ=☎0745・60・4040 asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人。参加費500円。ホームページ=むかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし
- 3月サロン「春を食べる」①
小さな農と食の愉しみご案内
2013年3月20日(第3水曜日)正午からコミュニティーハウス法隆寺で
集合:JR法隆寺駅北口 (車の方は直接ハウスへ)
大阪からのお2人は大阪発の大和路快速でJR法隆寺(11;37着)へ。駅北口でお迎えの車が待機します。県内、斑鳩町内の方は車で来訪の予定と伺っています。11時50分ごろには、揃いそうですので、サロン開始前にコミュニティーハウス内をご案内、向平がガラス戸越しのミニミニ温室で育苗中の様子も見ていただけたら、と思います。
3月のテーマ 春を食べる①(プログラム:12:30~15:00)
3寒4温と言いながら1日の中にも10℃近い高低差があったりして、あたふたと、春が接近中です。畑のネギにボウズが覗き、水菜は菜の花の準備中。ゆっくり頂戴しようというこちらの思惑など無視されようとしています。
で、大急ぎで「春を食べる」のメニュー①を準備しました。(須崎民子+向平次子)
◇若牛蒡の葉から根まで=牛蒡の芯をつかった混ぜごはん&茎と葉のかき揚げ▽雑穀ご飯
◇タマネギのスープ=タマネギでも最早生の新タマネギにバターで風味を付けた甘~いスープ▽ワケギのぬた=菜園では新新のワケギが萌えています。(希望があれば、新株ごとお持ち帰りも)
◇etc=ヤーコンのサラダ(1月好評メニューのちょっぴり再現)▽お彼岸おはぎ
問い合わせ=☎0745・60・4040 asunet.mukachan@gmail.com (向平)毎月第3水曜日開催。定員は10人(3月はすでに満員)。参加費500円。ホームページ=むかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし
- 2月サロンに町長さん参加
「小さな農と食の愉しみ」2月サロンは、大阪、京都(なんとかつての仲間の松井京子さんが来てくれました)から5人。地元からの4人に小城利重斑鳩町長が加わり、定員10人いっぱいの盛況。「高齢社会の元気をつくるのは、食。これからもっとも大事にしていかなければならないことだと思う。勉強して帰りたい」と小城町長=写真中央。思いがけず私の持論を代弁してくれました。
いまが一番おいしい白菜のアサリ入りクリームシチューはじめ5品にデザート2種、コーヒー付きのメニュー。野菜はすべて自家産。「どれもこれもヘルシー」がみなさんの感想。
メニュー&レシピ
須崎民子
冬野菜を使う食事・・・おいしい冬野菜を食べる。冬野菜は畑で保存が効き身近にあり、使いやすいお手軽食材です。今では年中作付けされますが、冬が最も味が良く漬け物など保存食にも利用されています。
栄養面でもビタミン、ミネラルが含まれていて緑や赤の色鮮やかな緑黄色野菜はカロテンや微量栄養素の主要な供給源です。
白菜ロール
材料と作り方
白菜はさっと湯がく。
挽肉(鶏肉でも豚肉でも良い)にキノコ、人参、タマネギなど冷蔵庫にある残り野菜をみじん切りにして酒、醤油、卵、あれば水切りした豆腐と混ぜ団子にする。白菜を広げ団子を巻き楊枝等で止める。だし、薄口醤油、酒、みりん、塩等で味付けして煮込む。最後に片栗粉などでとろみをつける。
黒豆かんてん
材料・・・・・・黒豆の甘煮(砂糖は好みで)粉末かんてん
作り方・・・・鍋に水と粉末かんてんを入れ火にかける。
沸騰したら1~2分ほどかき混ぜ砂糖を加えて火を止め黒豆を混ぜ合わせる。
向平次子
テーマ 続・冬野菜の旨味
雪をかぶった野菜はなぜ、おいしいか。寒さで凍結するのを防ぐため、野菜たちが糖分を出して自分の体を守るためだといわれています。1月サロンに続き、ハウス産の雪かぶり大根、白菜を中心にしたメニューで「甘~い」冬野菜を楽しんでいただきます。
▽白菜とアサリのクリーム煮 材料(2人分)=白菜3~4枚(300㌘程度)、アサリ(殻つき、砂抜きしたもの)12個程度、エキストラバージンオイル大さじ1、生クリーム、塩・胡椒、レモンの刻み皮、各少々。
白菜を白い芯と葉先を分けて縦切りし、さらに2㌢幅に横切りしておく①⇒殻ごと洗ったアサリを中火で口が開くまで蒸す②⇒別の鍋で①の白菜・白芯を、次いで葉先をオリーブオイルで炒める⇒白菜が軟らかくなったら②のアサリと汁、生クリームを注いで1分ほど蒸し煮する⇒塩、胡椒で味を調え、器に盛ってレモン皮を散らして出来上がり。
▽ジャガイモとホタテの混ぜごはん 材料(4人分)=白米2合、もち米大さじ2、調味だし<だし1.5カップ・薄口醤油大さじ2・酒大さじ2>、ホタテ貝柱(刺身用)120㌘、ジャガイモ半個(50㌘)、揚げ油、ワサビ(すりおろし)適量。
白米ともち米(1時間前にといで水に浸したもの)の水を切り、炊飯器に移して調味だしを加えて炊く⇒(炊飯中にホタテに切り目を入れて小さく裂く、ジャガイモは皮をむき、1㌢の角切りを素揚げして油を切っておく)⇒ご飯が炊き上がったら、こしらえたホタテ、ジャガイモを加えて10分蒸らす。盛ったご飯にわさびを添える。
▽直伝白菜麴漬け(1月サロンで好評、再登場) 今年103歳の義父が元気だった90歳近くまで能登の地で晩秋のシーズンになると、せっせと漬けて子や孫たちに送り続けた父考案のオリジナルです。その季節が待ち遠しくなるほど独特の味わいに、父から教授を受けて自家産を漬け続けて来ました。その味を賞味いただきます。漬け方は1月サロンを参照下さい。
◆野菜名人堀井さんを訪問
88歳。野菜の話が始まると、止まりません。いろんな角度から質問がいきなり飛びますが、丁々発止のやりとりを聞いているだけでも値打ちがあります。「農薬ゼロ」派の参加者もいる前で「使いたくない農薬を最低限で留める方法」について、語りました。
「最低ぎりぎり、野菜が困っている、今助けないと死んでしまう。それがいつか。野菜に話をして、耳で聴いて、いま、ここしかない時。それは、薄~い薄~い農薬で助かる時期。育てて観察して、その時を判断する」。「人間でも種痘で抵抗力をつける」。(この話で、12年産白菜の栽培で苦労があったことを思い出しました)
- 2月サロンご案内
「小さな農と食の愉しみ」2月サロンご案内
2013年2月20日(第3水曜日)正午からコミュニティーハウス法隆寺で
集合:JR法隆寺駅北口
奈良から11;28着、大阪からは大和路快速で11;37着。遠来組は、迎えの車で「小さな農」が日常生活に溶け込んでいる町内の田園風景を見た後、サロンの3人が営む「小さな菜園」に立ち寄ってハウスへ。町内・近隣の方は正午までに直接ハウスへ。
2月のテーマ 続・冬野菜の旨味(プログラム:12:00~15:00)
雪をかぶった野菜はなぜ、おいしいか。寒さで凍結するのを防ぐため、野菜たちが糖分を出して自分の体を守るためだといわれています。1月サロンに続き、ハウス産の雪かぶり大根、白菜を中心にしたメニューで「甘~い」冬野菜を楽しんでいただきます。
◇大根を皮に使った大根餃子▽白菜ロール▽スィーツに黒豆てんかん(須崎民子)
◇白菜とアサリのクリーム煮▽ジャガイモとホタテの混ぜごはん▽1月サロンで好評の直伝白菜麴漬けの再登場(向平次子)
試食会の後は[野菜名人に会う] 「絶品野菜」をつくって88歳の今も野菜作り現役の堀井二夫さんのハウス訪問。土づくりなど、厳寒の今行う作業のコツを聞く(希望者を案内)
問い合わせ=☎0745・60・4040 asunet.mukachan@gmail.com (向平)サロンは毎月第3水曜日正午から開催。定員は10人。参加費500円。ホームページ=むかちゃんの「農ある暮らし」 ブログ=斑鳩田園暮らし
1月サロンは多彩なゲスト
1月16日開催のサロンは多彩な顔触れ。男性は農の達人をモデルのアニメを創りたいという映像作家(70)と終の棲家のあるべき姿を摸索する住宅メーカーOB(65)。女性は40~70代の8人。京大大学院で居住空間学を研究の若手、食育から農へ関心の比重が移りつつあるという薬剤師、食の旅を続ける70代2人組など、など。この日のメニューを密かに狙っての参加者が多かった。
そのメニュー。糖尿病で特効、人気上昇の菊芋のスープ。バターで炒めたタマネギとミックスのスープに「うまいっ!」の声が上がり、最後の締めのために「取り置き」する人も。やはり、ダイエット、糖尿病、高血圧などに効果があるヤーコンのサラダは、ハウスでも初収穫の12年産ヤーコンを生のままスライスし、ハウス窓辺の陽だまりで育てたリーフレタスをからめたもの。ヤーコンからにじみ出すオリゴ糖の甘味に、軟らかいリーフの食感が重なって、こんどは「最高!」。
さらに、年中採れるホウレンソウでも最も糖分が多くなる1月に摘んだばかりの寒中ホウレンソウと胡麻の和え物、今も103歳の命を養う翁が編んだ直伝白菜麴漬け。「ヘルシーの極み」「薬膳料理を超えたうまさ」と絶賛しきり。外部に出すのは、初めてという直伝白菜漬けの「漬け方」レシピが参加者にプレゼントされた。